目標を達成する為に努力し、その感性を磨きつつ、スポーツと人材育成はイコールである事を立証すべく、日々奮闘中のBossが綴る辛口独り言。

2009年11月18日

彼を知り己を知れば

「彼を知り己を知れば」
これは名言中の名言ですよね。言いかえれば、
敵を知らなければ、己の立場も分からない。と言えるでしょうか。
これは孫子の説です。孫子は兵法の代名詞のように言われていますが、
その説は戦争にとどまらず、人の心と行動を見据え、勝負の哲学にまで
及んでいると思います。

スポーツで考えてみると、

「彼を知り」は世界を知るという事でしょうか。
この陸の孤島と揶揄される松本しか知らない子供がいて、
この盆地では、そこそこの選手だったとします。
しかし日本は狭いようで広い、まして世界は・・・・・。
「胃の中の蛙」にもかかわってきますね。
敵の実力を知らないと、自分の現状がわからないですよね。
今自分は長野県で、北信越で、東日本で、日本で、アジアで、
そして世界で、どんなレベルなんだろうと考えたくても
考えられないですよね。

「己を知れば」は自分の実力を知るという事でしょうか。
「彼を知り」で敵のレベルがわかったのであれば、自分の
立ち位置もわかります。これからどうするべきか、何をすべきか、
あきらめるべきか。

ビジネスの世界でもそうですよね。どんな場面でも行わなければ
ならない事だと思います。

「彼を知り己を知れば百戦危うからず」
まずは敵(状況)把握をし、自分(自社)の実力を知り、
どうすべきか考えて作戦(戦略)を立てる(練る)事を
行わなければならないということです。

知ってはいましたが、いざ実行できていたかといえば
「NO」でした。

失敗(成功)は失敗(成功)として受け入れ、次の行動を考える。
その行動(判断)はどうだったか考える。

人生はこの繰り返しです。
このサイクルをどう活かすかでその後の人生に影響を
及ぼすと思っています。

僕なんて失敗ばかりです。でも失敗しても人生の目標に
替わりはない。
次はどの手を使って近づけるか。

さあ、行こうか。





Posted by Boss at 22:30│Comments(2)
この記事へのコメント
関わるものすべてを知ることは大変なことです。知ろうとする姿勢こそ尊いものです。

人生は波風にさらされた方がいい風合いに仕上がるかもしれませんよ。

目標を高く持つことはすなわち大いなる高みをのぞむということ。彼を知るとはつまり己の力量を嘆くためでなく、目指すべき道を示すこと、と解釈できるかもしれません。

伊達正宗に片倉小十郎、豊臣秀吉に竹中半兵衛と石田三成。

己を写す鏡のような懐刀をうまく使えるようになれば天下は自ずとついてきます。
Posted by 子牛 at 2009年11月18日 23:59
仕事もサッカーも目標を持ってやるかやらないかで大きくその後が違って来ますね。PプランDドゥCチェックAアクションをいろいろな場面で繰り返して次・またその次と前へ進める事ができたら、その後の子供たちも大きく成長できるでしょうね。人生は有限だと、子供たちも気付けば、行動も変わるのですが…
Posted by おじさん at 2009年11月21日 19:46
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。